「2017下関文化らく~ざ」に行ってきました。
再発見!しものせき ということで、各界から集められた講師たちが下関の様々な
文化について語るというイベントです。
全部で20講座が開催されました。1講座1時間、500円です。主な講座名を拾って
みると、「龍馬が愛した長府藩士」「流転の海峡人たち」「鉄道の魅力」「映画と
音楽(佐々部 清 映画監督)」などです。ほとんどの講師は下関での各界で活躍し
ている人たちです。
私は「女流俳人 田上菊舎」を覗いてみました。副タイトルに「女山頭火の脱封建的
な生き方」とあり、菊舎と山頭火をどう関係付けて講演するのか興味があったので
参加してみました。講師は下関市立中央図書館 館長の安富 静夫 氏です。
講演内容は菊舎の生涯をざっと大まかに説明しただけでした。講演の中には山頭火
のことは全く出てきませんでした。女山頭火という副タイトルは今回の実行委員会
の方で付けられたということで、今回の内容とは関係ありませんでした。
この講演で「納音」(なっちん と読むそうです。)という言葉を知りました。
納音とは、六十干支を陰陽五行説や中国古代の音韻理論を応用して、木・火・土・
金・水の五行に分類し、さらに形容詞を付けて30に分類したもので、生まれ年の音
韻によってその人の運命を判断するものだそうです。荻原井泉水や種田山頭火など
はこの納音から俳号を付けているということです。ちなみに菊舎の納音は釰鋒金(
じんぽうきん)、私の納音は霹靂火(へきれきか)となります。インターネットで
検索すれば納音占いもでてきます。「霹靂火」、大変いいこと書いてありました。
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